
|

|
|
内 容
|
11月2日a
|
アゼルバイジャン大統領、アルメニア大統領、モスクワでナゴルノ・カラバフ
問題の今後に関する宣言書に調印 |
11月3日a |
トゥルクメニスタン、1~10月GDP前年比+8.9%と高い伸び |
11月3日b |
グルジア新首相、“安定・再生18ヶ月プログラム”を打ち出す |
11月4日a |
上海協力機構政府首脳会議、アスタナで開催 |
11月4日b |
キルギス首相、トルコを公式訪問、経済協力拡大を目指す |
11月4日c |
タジキスタン、EU「人権会議」開催 |
11月4日d |
カザフスタンからBTCパイプラインで原油輸送開始 |
11月4日e |
エアー・アスタナ、アルマティ~ビシケク便開始 |
11月4日f |
ビシケクに初めての自動踏み切り設置 |
11月4日g |
トゥルクメニスタン大統領、初めて韓国を公式訪問 |
11月5日a |
ウズベキスタン航空、ボーイング社、エアバス社から航空機購入 |
11月6日a |
キルギスで来年「中央アジア幼児保護システムづくリフォーラム」開催 |
|
◆アゼルバイジャン大統領、アルメニア大統領、モスクワでナゴルノ・カラバフ問題の今後に関する宣言書に調印
(Lenta.ru 11月2日ARMENPRESS 2,3日, ANS3日)
アゼルバイジャンのアリエフ大統領とアルメニアのサルグシャン大統領がモスクワにおいて11月2日、1988年以来紛争が続くナゴルノ・カラバフ問題について会談を行った。1時間半の二者会談の後、ロシアのメドベジェフ大統領も参加した三者会談が行われた。その後OSCEミンスクグループの共同議長の出席の下、「同地域の政治的解決に向けて共同作業を継続する」ことをうたった宣言書に2国の大統領が調印した。会談は建設的なものであったと伝えられており、「宣言書は協定ではないが、同地域の紛争の政治的正常化の必要性を指摘し、ミンスクグループの調停努力が継続されるということを銘記した点で重要である」とアルメニアナルバンディアン外相が語っている言葉をARMENPRESSが伝えている。また、ANS通信(アゼルバイジャン)はブルザOSCEミンスクグループ共同議長の発言「今後2国の大統領間で重大な交渉が進められる。2国の大統領はこれまで決定的な決断ができる体勢になかった、今ここで会談を行い、重大な決断に向けて準備ができた。これにより、交渉は加速化しよう。アメリカ代表としてこの宣言書を歓迎する」と語ったことを掲載した。
|
|
|
◆トゥルクメニスタン、1~10月GDP前年比+8.9%と高い伸び
(turkmenisutan.gov. 11月3日)
トゥルクメニスタンにおいて3日、拡大閣僚会議が開催され、本年1~10月の経済実績が発表された。GDPは前年同期比+8.9%と(154.6兆マナト)と高い伸びとなった。内訳は鉱工業が52.3%、農業が12.5%、建設が5.3%、通信・輸送が4.2%、商業が4.2%である。セメント生産が同+20.4%と大きく伸び、石油生産は同+6%であった。また、平均給与も同+14.3%と拡大した。海外貿易で見ると1~9月前年同期比+39%と大きく伸ばし、貿易黒字は同+53.7%と3億7、490万ドルに上った。貿易相手国は昨年の83カ国から95カ国に増大した。
|
|
|
◆グルジア新首相、“安定・再生18ヶ月プログラム”を打ち出す
(Sarkeグルジア11月3日、EurasiaNet 4日)
グルジアにおいて、このほど新首相に任命されたムガロブリシュビリ首相*は同国とロシアとの紛争による打撃、世界的経済危機の影響を打開すべく“安定・再生18ヶ月プログラム”を打ち出した。「これは“50ヶ月政府プログラム”を実行するための必須事項である」と同首相は1日国会において語った。
*サアカシビリ大統領が10月28日指名、11月1日国会で承認された。同大統領在任中(2004年1月以降)4人目の首相となる。35歳の外交官でトゥビリシ出身、オクスフォード大学外交プログラム大学院卒業後同国外務省勤務、2004年よりトルコ大使としてアンカラに勤務していた。トルコからの経済支援を引き出した手腕が認められ抜擢されたとみられているが、首相として国内を統括するのは未知数と伝えられる。
|
|
|
◆上海協力機構政府首脳会議、アスタナで開催
(kabar、EurasiaNet 11月4日)
カザフスタンの首都アスタナにおいて10月30日、上海協力機構政府首脳会議が開催された。会議において経済・貿易における協力、人道協力が討議されたほか、世界的金融危機にいかに共同で対処していくかについても議論が行われた。「経済危機の中では過激派の活動が激化する可能性がある。地域の安全保障を確保できなければ経済協力の拡大は不可能である」との見解が出された。また地域の不安定要素となっているアフガニスタンの支援についても討議され、カザフスタンマシモフ首相は「経済の健全化こそがテロリズムの問題解決に結びつく」と語った。また、同首相はかかる金融不安の中、安定化措置を討議するために中央銀行総裁と金融担当大臣を招集し、アルマティで会議を開催することを提案した。かつての安全保障を討議する場から経済問題を討議する場へと変貌したことを明らかにした会議となった。
|
|
|
◆キルギス首相、トルコを公式訪問、経済協力拡大を目指す
(kabar 11月4日)
キルギスのチュジノフ首相は10月30日、トルコを訪問し、欧州・中央アジア世界経済フォーラムに出席したのに続き、トルコのエルドガン首相を公式訪問した。チュジノフ首相はドイツで病気療養中のバキエフ同国大統領と電話会議を行い、「トルコとキルギスの協力関係はさらなるレベルに移行するべく、国家レベルのプロジェクト、すなわちエネルギー開発、鉱物資源開発、工業育成、観光産業育成等において共同プロジェクトを推進していくことを確認、一連の2カ国協力文書に調印した」ことを報告した。
|
|
|
◆タジキスタン、EU「人権会議」開催
(EurasiaNet 11月4日)
タジキスタンの首都ドシャンベにおいて10月31日、EC委員会代表と同国政府により「人権会議」が開催され、女性の権利、個人の独立、宗教の自由、言論の自由等さまざまな問題について討議された。EC委員会は2007年“中央アジア戦略ペーパー”を発表、その中で定期的に中央アジア各国と「人権会議」を行うことを呼びかけている。今会議は同戦略の下、10月27~28日にキルギスの首都ビシケクで行われた会議に続くものであった。EC委員会は同会議が“建設的雰囲気”の中で行われ、同国の人権問題の改善に向け具体的協力を進めていく可能性をつくった、と評価した。近い将来ドシャンベで「人権セミナー」が開催されることになり、また来年も人権会議が開催されることになった。
|
|
|
◆カザフスタンからBTCパイプラインで原油輸送開始
(ANS 11月4日)
カザフスタンのテンギス油田の原油が初めてBTCパイプラインに積み込まれたことをアゼルバイジャン当局が明らかにした。BTCパイプラインは2005年5月にオープンしていたが、カザフスタンからの石油輸送については交渉が続けられていた。これまでほとんどのカザフスタンの原油はロシア経由のパイプラインにより輸送されており、この開始は中央アジアと欧州を直接結ぶ大きなステップとなろう。アゼルバイジャン当局は10万バーレル/日のカザフスタン原油の輸送が可能であると語っているが、今回の輸送量については明らかにしていない。
|
|
|
◆エアー・アスタナ、アルマティ~ビシケク便開始
(interfax 11月4日)
カザフスタンの航空会社エアー・アスタナ*は3日より新たに同国のアルマティとキルギスの首都ビシケクを結ぶ航路を開始した。週4便(月曜日、水曜日、木曜日、土曜日)、55分のフライトでカザフ・キルギスのビジネスマン、旅行者、及びカザフスタンで就労するキルギス人をターゲットにしている。また、アルマティ空港から国際便へのトランジットの便宜も図る。アルマティ空港は中央アジアのハブ空港を目指す。料金は片道14,600テンゲ**、往復で25,400テンゲである。
*カザフスタン最大の航空会社で政府が51%の株式を所有する。
**1USドルは119.54テンゲ(8月末)
|
|
|
◆ビシケクに初めての自動踏み切り設置
(kabar 11月4日)
キルギスにおいて明日5日12時30分、首都ビシケクのネクラソフ通りに交差する鉄道線路に同国で初めて自動踏み切りが設置される。この交差点はこれまできわめて交通量が多く、危険な場所であった。新設の踏み切りにより交通規則が遵守され、人身事故も起こらなくなることが期待されている。開設式典にはチュペエフビシケク市長が出席する。
|
|
|
◆トゥルクメニスタン大統領、初めて韓国を公式訪問
(turkmenisutan.gov 11月4日、J00ngAngDaily 11月6日)
トゥルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は、同国建国後初めて韓国を5日公式訪問する。2国は1992年に外交関係樹立、本年トゥルクメニスタンに大使館が開設され、5月同国に韓国首相が初めての公式訪問を行っている。このところ韓国企業の同国へのアプローチはきわめて活発化しており、すでに7つの合弁企業が設立、経済協力政府間委員会も開設された。また、昨年の韓国からの輸出は前年比+15%の680万ドル、本年1~9月で1,610万ドルに上っている(トゥルクメニスタンからの輸出は綿花が中心で、11万ドル)。このたびの両国首脳の会談では原油・天然ガス開発*プロジェクトへの協力、農業・繊維工業・建設産業等へのプロジェクト参加、科学・教育・観光産業への協力に向け討議されるものと見られている。
*トゥルクメニスタンの原油生産は2007年213,900バーレル/日、本年196,000バーレル/日であるが、2020年には200万バーレル/日を目指している
|
|
|
|
◆キルギスで来年「中央アジア幼児保護システムづくリフォーラム」開催
(kabar 11月6日)
2009年にキルギスの首都ビシケクにおいて「中央アジア幼児保護システムづくリフォーラム」が開催されることが、5日発表された。これは各国からの代表者による準備委員会の円卓会議が同市で催され、その席上発表されたものである。同国に置かれているユニセフ代表部のバラーダ副代表は「2006年にカザフスタンで開催された前回フォーラムは各国の幼児保護システムを改善するのに大きな成果があった。幼児教育は人口問題の観点から、また経済問題の観点から考える必要がある、そして何よりも精神的に弱くなっている子供を寄宿舎や幼児院でなく家庭で育てることを第一に考えていく必要がある」と語っている。
|
|
|
| ▲TOP |
 |